年末年始、そして年明け以降も、全国的に寒い日が続いています。
竹林亭でも昨年末にかけ、何度か雪が降るなど、より本格的な冬の訪れを感じることが増えてきました。
そこで今回は冬に魅せる竹林亭の風景の一部をご紹介いたします!
竹林亭の庭に雪が静かに舞う姿は、まさに日常を離れ、非現実の世界に訪れたかのよう。
廊下の通りすがりに庭を見るだけでも、雪と共に冬の訪れを感じ取ることが出来ます。
数寄屋門から竹林亭に向かう道中の橋。
風情豊かな木の橋に降った雪が、うっすらと積もりました。
その上にあるのは、季節外れに色づいた紅葉。
五感を通じて、秋の去り際、冬の訪れを体感できます。
冬の訪れと共に冬眠に入る鯉の姿を、
池のほとりで一匹の鷺がじっと見つめています。
すぐ真横に人がいても全く動かない程で、獲物を絶対に
逃さないと言わんばかりの鋭い眼光で見つめています。
雪が多く降った日では、中庭の木々が白く色付きました。
夏の時期は青々とした木々が、庭を明るく照らしますが、
冬の時期は白い雪化粧で彩られ、また違う表情を見せます。
庭の木々にもうっすら雪が積もった、ある晴れた朝の一枚。
朝日を浴びることで木々も白く光り、普段とは違う別世界に
訪れたよう。暖かくなる日中になるまでの貴重なシーンです。
慌ただしい日が続く中でも、喧噪から一歩離れてゆっくりとした時間が過ごせる数寄屋造りの竹林亭。
冬の冷たく、澄んだ空気の中で感じられる非日常の空間。
それぞれ違って、それぞれ良い、そんな冬の穏やかな一日を味わってみませんか?