長かった夏の暑さも一山を越え、山奥では紅葉も色づく季節になりました。
先日の秋晴れが気持ちよく感じられる中、竹林亭の庭の手入れを行いました。
そこで今回は日本家屋の一つである「数寄屋造り」竹林亭における、
秋麗の季節に映える風景の一部をご紹介します!
庭先から向山庵を眺めた一枚。
澄んだ青空と日差しが、向山庵へ向かう道と、
高く育つ木々を爽やかに映し出します。
庭を抜け、竹林亭へ向かう道中。
秋ならではの澄んだ青空と木々とのコントラストを見ると、
慌ただしい日常から離れ、普段と違う空間へ誘われたかのよう。
遠く奥を眺めれば、大きな紅葉の樹がそびえ立ちます。
よく見ると、陽の多く当たる先端部はうっすらと赤く色づき
始めています。秋本番には一面真っ赤に染まり、空の青さと
紅葉の赤とのコントラストを楽しめます。
庭先から振り返り、数寄屋門を眺めた一枚。
池沿いに立つ紅葉の樹は一足早く赤く色づき始めました。
育つ場所によって色づき方、秋の訪れかたが異なるように
見えるのも、また日本庭園ならではの楽しみ方です。
秋の夜に中庭より竹林亭を眺めた一枚。
昼間とは打って変わり、より建物がライトアップされる
ことで、また違った非日常感が表れます。
数寄屋門をライトアップした一枚。
陽が沈むと、周りは真っ暗となりますが、数寄屋門の
入口だけが明るく光っているかのよう。
まるで異世界への入口として導かれる姿に。
夜の庭先から向山庵を眺めた一枚。
ライトアップにより、また昼間とは違った顔を現します。
庭先にある木々の存在感をより強く感じられます。
慌ただしい日が続く中でも、喧噪から一歩離れてゆっくりとした時間が過ごせる数寄屋造りの竹林亭。
涼しくも穏やかな秋のひととき、そして秋も深まり色鮮やかな木々が愉しめる秋のひととき。
それぞれ違って、それぞれ良い、そんな秋の穏やかな一日を味わってみませんか?