過去にないほどの梅雨明けが早く訪れたと共に、一気に真夏を超える暑さが到来してきました。
体調を崩さないようにエアコンを入れるなどの対応を取って頂くことは当然必要になってきますが、
一方で気になるのが、光熱費がどれぐらいかかってしまうのか・・・ということではないでしょうか。
「部屋全体が蒸し暑い」「部屋に居ても日差しが強い」「エアコンが効きにくく、夏場の電気代が心配」など、
お客様からも夏ならではのお悩みを多く伺っています。
そこで今回は下記4つの内容に基づき、暑い夏を乗り切るためのポイントをご紹介いたします!
- ◇家はそもそもなぜ暑くなるのか?
- ◇外よりも家の中の方が不快に感じる原因は?
- ◇暑くなりやすい家とそうでない家の違いとは?
- ◇夏も涼しく快適に過ごすためのリフォームとは?
家はそもそもなぜ暑くなるのか?
まず部屋が暑くなる原因として、主に下記3つの問題があると言われています。
- (1)太陽や西日など、外からの熱が部屋に入ってくる
- (2)室内の電化製品から多くの熱が出る
- (3)家の構造上、こもった熱が逃げにくい
特に対策必要なのが(1)の外からの熱を防ぐこと。
ある調査によれば、夏に外から入り込む熱は、「約73%」が窓・ドアから、「約11%」が屋根から、
それぞれ入ってくるそうです。
少しでも窓や屋根から入ってくる熱を低く抑えることが、暑い夏を乗り切るためにも大切です。
出典元:(一社)日本建材・住宅設備産業協会(2020年6月時点)
外よりも家の中の方が不快に感じる原因は?
お客様からは「外よりも家の中の方が暑く感じる」
「夜になってもなかなか温度が下がらず寝苦しい」など、
夏の過ごし方に関するお悩みを頂戴することも。
このまま放置しておくと、室内で熱中症をおこす危険性も!
部屋が暑い原因として、大きく2つの問題があると
言われています。
- (1)一度家の中に入った熱が逃げていかない
- (2)部屋の中に温度差が存在する
家の中は壁や屋根に囲まれているので、一度室内が温まると熱がこもり、外よりも暑くなる傾向にあります。
一度家の中に入った熱は外に逃げにくいので、夜でも暑い状態が続き、過ごしにくい状態になってしまいます。
現代では、昔に比べ高気密の家が増えてきているからこそ、対策としてそもそも熱を家の中に入れない、
すなわち窓から入ってくる外の熱を室内へ伝えないことが重要になります。
また部屋の中に温度差が生じるのも、部屋の高い部分(天井付近)と、低い部分(床付近)で
暖かい空気と冷たい空気が分かれて存在していることが原因の一つになります。
この状態が続くと、「頭は暑く足は冷たい」という状態となり、体調不良の要因にも繋がりかねません。
何故これが生じるかというと、原因の一つにが関係しています。
屋根の熱が天井に侵入した際に、部屋の上部に熱い空気が溜まります。しかし部屋を冷やそうとエアコンを起動した場合、冷たい空気は床付近に留まってしまいます。
そのため、部屋の高い部分と低い部分で温度差が生じてしまいます。
なので、天井に熱い空気が滞留しないよう、屋根からの熱を室内へ伝えないようにすることが必要になります。
(※天井にシーリングファンを設置することもありますが、その設置目的は空気の温度差を無くすためです)
以上のことから、窓からの熱、そして屋根からの熱を室内に伝えないことが、対策としてなによりも重要です!
暑くなりやすい家とそうでない家の違いとは?
建物の立地や構造によって、暑くなりやすい家とそうでない家が分かれる傾向にあります。
その特徴を分けると、下記のようになります。
家の構造や設備により、家に熱がこもりやすい場合もあれば、熱がこもりにくくなる場合もあります。
一言で「夏は涼しく、冬は暖かく」と言っても、その方法は今あるお住まいの形によってさまざまです。
杉林建設はオーダーメイドの「より夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる」快適なお住まいを実現するリフォームをご提案します!
夏も涼しく快適に過ごすためのリフォームとは?
DIYでの簡易的な対処もオススメですが、
やはり快適な夏を過ごすためには、
根本からの解決は欠かせません。
杉林建設は、オーダーメイドの
「より夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる」快適なお住まい
を実現するリフォームとして、下記2点をご提案します!
- 【1】窓から入る熱を減らす
⇒断熱性能に優れた窓・サッシへ交換! - 【2】部屋の温度差を無くす
⇒屋根や天井の断熱化を実施!
(断熱材充填、遮熱塗料塗布など)
具体的なリフォーム内容のご提案は、次回以降にご紹介いたします!
お楽しみに!