例年よりも早い梅雨入りとなり、雨が降りしきる季節となりました。
竹林亭に居ても、雨上がりの後の草木の伸びを見ると、いよいよ夏が近づきつつあることを感じられます。
暖かくなってきたこの時期には、実は梅雨の晴れ間を狙って、自然豊かな竹林亭の庭先に動物が訪れます。
そこで今回は竹林亭の風景の一部と共に、庭先に訪れた動物をご紹介いたします!
数寄屋門横の塀を乗り越えて、
数匹の仲間と共に、竹林亭の庭先に訪れる猫。
窓越しに撮影者とにらめっこをしています。
やり取りを繰り返し慣れてくると、
暖かな日には窓横の縁側に座って、穏やかな表情で
室内を眺めていることも。
梅雨の晴れ間の汗ばむ陽気の日。
緑が生い茂る竹林亭の中庭に、日陰で涼しむ猫の姿が。
果たしてどこにいるのでしょうか。
正解は浴室横の松の木の下。
まるで自分のテリトリーだと言わんばかりに、
人目を気にせず堂々とした姿で佇んでいます。
この時期の早朝、白鷺(シラサギ)が池の鯉を
狙って石の上でじっとしています。
その獲物を狙う眼差しはまるで獰猛な猛禽類のよう。
人の気配に敏感な白鷺。
人の姿に感づくや否や、素早く飛び立っていきます。
慌ただしい日が続く中でも、喧噪から一歩離れてゆっくりとした時間が過ごせる数寄屋造りの竹林亭。
晴れの日も雨の日もそれぞれ違う雰囲気を味わえる非日常の空間。
それぞれ違って、それぞれ良い、そんな季節の移り変わりを味わってみませんか?