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建物を長持ちさせる改修のご提案(その1)~まずは住まいの点検から~

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弊社のある岡崎市でも先日梅雨入りの発表があり、いよいよ長雨の本格的なシーズンとなりました。
この長く雨が続くことによって懸念されるのが、建物における雨漏りの発生です。

昨年は愛知県での台風の接近・上陸が少なく、大雨となったケースは少なかった一方で、今年は梅雨入りが早かったことも有り、
長い期間、雨が降ることが予想されています。
その為、特にこの梅雨の季節では、築年数が古い建物や、建物のどこかに悪い場所があるケースにおいて、
建物内(天井や窓枠など)に雨漏りが発生したというご相談を頂くことが多いです。

「単なる雨漏りだから」「量は多くないし気にしていない」というお考えもあるかとは思いますが、
少しのことでもそのまま放置してしまうと、徐々に建物の劣化に繋がってしまう恐れも。

そこで今回は、雨漏りが見つかった際、もしくは梅雨が明けた以降に予想される、台風の到来に備え、
事前に住まいを点検しておくことの必要性について、事例を踏まえながらご紹介いたします!

①雨漏りによる建物への被害事例、発生原因について


例えば、台風により屋根瓦のずれが発生したことに気が付かず、後日の雨で雨漏りに繋がったケースがあります。
(雨漏り発生で初めて事態に気づき、調査依頼があったケース)

 

雨漏り発生状況
※青枠部:雨漏りによる天井の膨らみが発生

 

屋根瓦のずれ状況
※赤枠部:屋根瓦のずれ+風雨により下地部(土)が流出

 
 

屋根瓦下地復旧状況

 

屋根瓦のずれ修復完了

 

特に屋根瓦のずれは、台風被害でよくみられる飛来物による窓ガラスの破損や、雨漏りとは異なり、
(屋根瓦自体が落下するなどなければ)発生直後には気づきにくいという特徴があります。

このまま半年・一年と放置してしまう中で、雨風により屋根瓦の下地にあった土(葺き土)が流されてしまい、
結果的に雨漏りにまで進行してしまいます。

上記写真のように、屋根瓦のずれ修復と合わせ、屋根瓦下地の復旧により、これ以上の雨漏りの発生を抑えることは出来ますが、
雨漏りが小さいからといって、そのまま放置してしまうと、建物自体の劣化に最終的には繋がってしまいます。
なので、実は台風シーズン前の点検だけでなく、台風通過後も含め、定期的な建物の状況確認は欠かせません!

②お住まいの点検チェックポイント


お住まいをいつまでも綺麗に、そして快適に過ごせるようにするためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
そのためにも、今のお住まいがどういう状況にあるかを、まずはご自身の目でチェックされることをオススメします。

「事前の一策は事後の百策に勝る」と言われるように、大きな問題に繋がる前に確認し、そして事前に修理することが、
お住まいを長持ちさせるためにも重要
です。

お住まいを点検するにあたり、特にチェックが必要なポイントを下記にご紹介します!


 

窓周りや繋ぎ目のシーリングにひび割れがないか
ベランダの防水床面に劣化がないか

 

屋根に割れや瓦のずれが生じていないか
雨樋に枯葉や土などによる詰まりが生じていないか

 
 

室内の天井や壁に雨漏りのシミ跡がないか
室内のドアやサッシ廻りに雨漏りのシミ跡がないか

 

今回取り上げたチェックポイントはあくまで一例ですが、特に普段と違うところがないかが大事なポイントです。
「そういえば、こんなところにシミがあったかな」「普段とは違う場所が濡れている」など、都度気にかけることが大切です。

些細かもしれませんが、その普段との違いを放置してしまうと、建物への被害が進行してしまい、
最悪の場合は、床や天井の落下など、重大な被害に繋がりかねません。
普段からのお住まいの点検、そして台風通過後の点検を定期的に行うことが、結果的に建物を長持ちさせることに繋がります。

一方で、屋根や雨樋の点検については、高所での作業にもなるので、特に安全には注意が必要です。
点検で気になったこと、雨漏りが発生した際でも、お困りごとがありましたら、
どうぞ遠慮なくSUGIBAYASHIまでお問い合わせください!

経験豊かな工事担当者が現地にて雨漏りの原因調査、屋根や雨樋の点検・確認などを行います。
場合によっては、雨漏り発生原因が複数に渡るケースもありますので、一つずつ想定される要因を解決しながら、
雨漏りによる被害を最小限に出来るような改修方法をご提案致します!

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