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今年全世界で大流行し、経済だけでなく日々の暮らしにまで大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス(COVID-19）。
日々の暮らしの中で、マスク着用や、手洗い・うがいの徹底などで、感染予防に向けた対策を取られていることと思います。
これから夏の暑い時期が本格化する中で、エアコンを使用する機会が増えることにより、どうしても換気がしにくくなり、
密閉空間に繋がりやすくなります。
そこで今回は、新型コロナウイルス対策を念頭に置き、お住まいの換気の重要性だけでなく、
お住まいでの換気をしやすくする方法をご紹介します！
①エアコンにおける換気効果の有無について
これからの暑い時期に大活躍するエアコン。実は機能としては空気の入替は行われていません。
これは一般的なエアコンは、室内機に取り込んだ空気から冷媒ガスの働きで熱を奪って外に出し、
冷やして部屋に戻すという仕組みであるためです。
出典：ダイキン工業㈱HP
またシミュレーションによると、室内で咳をした場合に、飛沫がエアコンに吸い込まれ、部屋の中に広がるという調査結果も。
出典：毎日放送 ミント！（提供元：㈱環境シミュレーション）
なので、お住まいでの感染を防ぐためにも、エアコンを使用しながらの空気の入替（換気）は欠かせません。
②換気経路の確保有無による換気効果の違いについて
コロナウイルスの感染拡大が見られた当初より、重要性が謳われている換気。
換気と一言で言っても、そのやり方によって、換気効果に大きな違いがあることが報告されています。
出典：YKK AP㈱ HP：窓がポイント！ 住まいのじょうずな換気方法
空気の通り道を作れるかどうかで、換気効果に大きな違いが。
ただ窓を開けるだけでなく、空気の通り道を作れるような換気を行うことが大切です！
③換気を快適に行うためのリフォームについて
最近の住宅設備の進歩もあり、窓を開ける換気を行う際に、さらに効率よく、そして快適に行うための設備が登場しています。
窓を開けた際の日差しを抑えるものから、換気をしやすくする設備まで、その一例を下記にてご紹介いたします！
過去紹介記事（窓からの熱を防ぐには？）はこちら
このコロナ禍において、24時間換気システムや玄関網戸など、換気を効率的に行う住宅設備への注目が高まってきています。
特に24時間換気システムは2003年の建築基準法改正に伴い、以後建築のお住まいでは居室への設置が義務化されてはいますが、
上手く活用できていないというお悩みの声も伺います。
新しい生活様式としてお住まいで過ごす時間が長くなると共に、より熱中症対策としてエアコンを使う機会が増えるからこそ、
今一度お住まいの換気のやり方、設備について見直しされてみてはいかがでしょうか？
換気をしやすくする改修や対応の一つをとっても、様々な選択肢があります。
その中でお客様に最大限のご満足をご提供できるリフォームを実現すべく、
建築のプロフェッショナル集団として、お客様に寄り添い、お客様の一歩先を見た＋αのご提案＋設計・施工を行います！
お住まいをよりよくする為のリフォームについて、お悩みがある方は、どうぞご遠慮なくお問い合わせくださいませ！
次回は、換気をしやすくする住宅設備（24時間換気システムや玄関網戸など）について、具体例をご紹介いたします！
