日本は地震大国とも呼ばれ、いつ起こるか分からない大きな地震。
東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震など、近年地震による被害の影響が報じられています。
そして昔から愛知県や静岡県を中心に、「東南海地震」の発生の危険性が指摘されています。
お住まいの建物について、こんな不安や疑問をお持ちではありませんか?
- □東南海地震の被害予想は?
- □耐震診断って必要?
- □我が家の耐震性は大丈夫?
- □耐震補強工事ってどんな方法がある?
(1):東南海地震の被害予想は?(岡崎市)
ここで、岡崎市における東南海地震に関する調査結果については、簡単にまとめると下記の通りになります。
※予測の詳細については、「岡崎市 防災ガイドブック」(岡崎市 市民生活部 防災課発行)をご参照ください。
- □岡崎市西部(矢作川周辺)では、矢作川に沿って柔らかい沖積層が分布
- □最大震度は一部地域で震度7の発生が予想され、特に岡崎市西部で震度6強~7が予想
- □液状化の発生は川の位置と土地の柔らかさとの関係が深い傾向にあり、矢作川周辺で液状化リスクが高い予想も
- □建物被害予測も、液状化リスク・最大震度との関係が深い傾向にあり、一部甚大な被害予想も
いつ何時起こるか分からない大地震。「備えあれば憂いなし」と言われるように、万全な備えをすることが大切です!
(2):耐震診断って必要?我が家の耐震性は大丈夫?
時代の変遷によって、耐震に関する基準も変わってきています。
旧耐震基準(1981年(昭和56年)5月末以前)と新耐震基準(1981年(昭和56年)6月以降)の違い
旧基準の規定は、中規模の地震(震度5程度)で倒壊しないこと、大規模な地震(震度6~7程度)では特に規定がありません。
一方新基準の規定は、中規模の地震(震度5程度)で軽微なひび割れに留め、大規模な地震(震度6~7程度)で倒壊しないこと、とされています。
では、旧耐震と新耐震それぞれの基準の違いで、地震に対してどれぐらい違いがあるのでしょうか?
1995年に発生した阪神淡路大震災の被害調査結果から、その違いが見て取れます。
※出典:国土交通省 住宅・建築物の耐震化について
この調査結果から分かることとして、
- □震災で亡くなられた方の約88%が、家屋・家具類等の倒壊によるもの
- □旧耐震(昭和56年以前)と新耐震(昭和56年以後)で、家屋の中・大破率が約2.5倍強の違い
- □大破だけで見れば、旧耐震(昭和56年以前)と新耐震(昭和56年以後)で、約3倍強の違い
- □現在の耐震基準を満たさない昭和56年以前の建物に被害が集中
よって旧耐震基準(1981年(昭和56年)5月末以前)の建物は、今後起こり得る東南海地震に備えた対応が欠かせません!
そこで岡崎市では、下記のような耐震診断実施に関わる補助制度が設けられています!(2020年度時点)
- □旧耐震基準(1981年(昭和56年)5月末以前)の木造住宅:岡崎市での無料診断対象(一部例外有)
- □旧耐震基準(1981年(昭和56年)5月末以前)の非木造住宅(鉄骨造、鉄筋コンクリート造など):一部補助金有
詳細は岡崎市HPをご参照ください!
またそれ以外でも地震に対する備えにご不安のある方は、どうぞ弊社までご相談くださいませ!
これまでの数多くの耐震診断の実施や、耐震補強工事の実績を踏まえ、お客様に最適なプランをご提案させて頂きます!
(3):耐震補強工事ってどんな方法がある?
次回、過去に施工させて頂いた耐震補強工事(お住まい)の施工事例をご紹介します!
お客様の思い出がたくさん詰まったご自宅がどのように生まれ変わっていくのか、お楽しみに!